こんにちは。中国のmassiveさを愛してやまないまりっさです。
みなさんは、AirChina便を利用したことはありますか?
ANAやJALに比べると対応が「ぶっきらぼうだな〜」と思うこともありますが、格安で移動できますし、私はよくお世話になっています。
実はそのAirChina、中国国内でのトランジットで日付をまたぐ場合、無料でホテルに泊まることができるんです!
今回は、その「Air Chinaトランジットホテル」の「予約から利用まで」をまとめてみました!
実際はホテル以外にも、
・無料シャトルバスサービス(北京首都国際空港からは使いにくいかも。。。)https://www.airchina.jp/JP/JP/booking/free-shuttle-bus/
・無料トランジットVIPラウンジ(北京首都国際空港なら4時間個室無料!)https://www.airchina.jp/JP/JP/booking/lounges/
・専用高級車送迎(予約が電話または店舗なのでおすすめ度△)https://www.airchina.jp/JP/JP/booking/chauffer/
など、サービスがたくさんあります。
自分で予約ページにログインし、予約をしなくてはならないものなので、なかなかに地名度が低い。。
私がトランジットホテルを利用したときも、集まった中で外国人旅行者っぽい人は、私の他にヨーロッパ人夫婦と、韓国人の男性2人でした。
他の方々は、中国語の迫力のある剣幕で、AirChinaスタッフにものを申していたので(多分待たされた時間が長いと文句を言っていたのだと思っています。。)、中国人だと推測しました。
ではさっそくご紹介します。
この記事の目次
目次
- AirChinaの無料トランジットホテルとは?
- 誰が利用できるの?
- ホテルの予約方法
- 飛行機を降りてからホテルまでの道のり(北京首都国際空港)
- 利用した感想
1. AirChinaの無料トランジットホテルとは?
Air China公式ホームページから引用:
Booking Additional Services乗継の宿泊条件に合致するお客様は、中国国際航空の提供する乗継宿泊サービスを受ける機会があり、サービス内容には乗継都市のホテルで一泊及び朝食とホテルから空港までの車での送迎が含まれます。
https://www.airchina.jp/JP/JP/booking/hotels/
トランジットホテルサービスの提供都市は北京、成都、上海、杭州、天津、重慶です。
つまり、条件に当てはまる人は、無料でトランジットホテルを提供するよ!ということです。
ただし、利用の際は航空券の予約に加えて、もう一度AirChinaのサイトで予約しなくてはならないので注意してください!
気になるのはその条件ですね!
次の章でお伝えします。
2. 誰が利用できるの?
利用者は、以下の条件を満たしている必要があります。
一見条件が多いように見えるのですが、そんなに厳しくないので大丈夫です!
「AirChinaからAirChinaのトランジットで、乗り継ぎが6~30時間の人」
というのが大まかな条件かと思います。
ただし、トランジットが6時間程度の方はホテルではなく、ラウンジでのサービスを受けることをお勧めします。
ホテルについて3.5時間後に起床、出発!なんてことになりかねません。(私の前にいらっしゃったご夫婦が25時着・5時出発でした。)
利用条件
- トランジットの時間
(1)トランジット前のフライトの到着時刻と、次のフライトの出発時刻の日付が違う場合、6~30時間のトランジット時間であること。
(2)トランジット前のフライトの到着時刻と、次のフライトの出発時刻の日付が同じ場合、最初の便の到着予定時刻が朝8時以前(8時を含む)であること。また、トランジット時間が6時間以上であること。
- 航空券番号(Ticket Number)が「999」から始まること。
→これは予約してみないとわからないのですが、999はAirChinaの航空会社を示すコードのようなので、AirChina便であれば恐らく大丈夫です。
- 予約クラスがO、I、X、N以外。
※上海乗り継ぎの場合は、国内線乗り継ぎ便のTクラスはご利用いただけません。
予約クラスは、以下の記事で紹介されています。ご自身で飛行機を予約された場合は大丈夫かと思います。
- 乗り継ぎ前後の便名にCAが含まれていること。
AirChinaであれば便名に「CA」が含まれています。
- 乗り継ぎ前後の便の運航会社が中国国際航空、山東航空または深セン航空。

詳しくは右の表を確認してみてください。
出典:中国国際航空会社ホームページ https://www.airchina.jp/JP/JP/booking/hotels/
3. ホテルの予約方法
チケット購入後に、中国国際航空公式ウェブサイトにて予約できます。
中国国際航空公式ウェブサイトのホームにある『予約確認』でチケット情報を元にログインします。
→ここからもアクセスできます。https://www.airchina.jp/JP/JP/booking/manage-my-trips/
『予約サービスの追加-乗継ホテル』をクリックします。
『予約サービス-乗継ホテル』画面にある『すぐに予約』をクリックします。
その後、希望ホテルなどが選べます。Hot Showerが書いてあるのがおすすめです…!
海外では、使い続けているとシャワーが冷水になることはよくあります^^;
ちなみに私は『Jinhangxian International Business Hotel 北京金航线国际商务酒店』を予約しました。

その後、このような確認メールが届きます。
要スクリーンショット!!!
中国では、wifiはあってもGmailのアクセスは(その他SNSも。。。)できません。
中国人は対応が雑な場合がほとんどですが、中国語が分からなくても、この画面を持ち歩けばなんとかなります。
4. 飛行機を降りてからホテルまでの道のり(北京首都国際空港)

到着!
離陸すると、中国のなんとも言えない匂いを感じます。
流れに沿って税関出口に向かいます。

International Transit(国際線のりかえ)ではなく、
税関の方に進みます。
迷った場合は、「Terminal3 BuildingC に行きたい」と伝えてください。

空港内の電車に乗ります。(現在はTerminal3 BuildingEです)

BuildingCで降りたら、「ExitB」の方に進みます。

ExitBを出るとこんな感じの場所に出ます。
ここからが税関外です。中国に入国!

出口を出て左手前、税関側を背にして目の前にこのようなAirChinaの簡易テーブルがあります。
赤い看板を目印にしてください!
ここから英語が通じませんでした。。。

とりあえず、携帯で画面を見せながら「Transit Hotel」と言うと、名前などを聞かれます。
ホテルの名前も聞かれますが、発音が自信ない場合は画面を見せればOKです。

手続きが終わると、「20mins bus」と言われ、
このようなカードを渡されてバスが来るのを待ちます。
(私は30分くらい待ちました)
隣の中国のおばさんが「いつになったら来るの!!」とかなり憤慨されていた(ように聞こえた)ので、待ち時間も覚悟です。
両替などを済ませながら待っていました。

バスが来ると受付の方に呼ばれて、バスの場所に連れて行ってもらえます。

バスの中(自由席)
ブレブレでごめんなさい。

ホテルに到着!
ホテルに着くと、チェックインです。
フライトの時間を確認され、何時の空港行きのバスに乗るべきか言われます。
空港行きのシャトルバスは1時間に一回出ているようで、私は早い時間にしてもらって、観光をしてから乗り継ぎに向かいました。
部屋は結構きれいですよね。暖かいシャワーを浴びて、ぐっすり寝ました。
5. 利用した感想
個人的には、ホテルでシャワーを浴びて快眠がとれ、翌日の朝から観光に行くことができたので、大満足です。
本当は、朝ごはんも付いているみたいですね。。!逃してしまいました!
実際は、AirChinaの受付に行くまでに苦労しました。「Transit gate」だと勘違いしたり、Terminalの構造がなかなか掴めなかったり。一方通行のところも、何度も係の方に戻してもらいました^^;
皆さんは、このブログの通りに進めば大丈夫なので、スムーズにホテルまでたどり着けると思います。
入国後、AirChinaの受付で少し待たされるかもしれませんが、椅子などは併設されています。
中国のサービスは日々改善されているので、個人的には、毎回そのimprovementsを楽しみにしています。
ぜひ、皆さんにも「中国のトランジットサービス」を利用してもらえたらと思います。